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地域コミュニティ併設型高齢者住宅

コレスタジオが手掛ける高齢者住宅の特長は、従来の「ひとり暮らし」や「家族と一緒に暮らす」形ではなく、住人同士が助け合いながら「ともに創り、ともに暮らす」というスタイルを基盤にし、地域の人々の居場所となるコミュニティ拠点を併設していることです。

なぜ「ともに暮らす」なの?

少子高齢化の課題のひとつに高齢者のひとり暮らし人口の増加と介護不足の深刻化が挙げられます。
「高齢期を迎える世代が、自立期から看取り期までを安心して自分らしく生きがいを持って暮らせる場を確保できないか?」
その問いかけから私たちのプロジェクトはスタートしました。

単なる物理的な居住空間ではなく、人と人が自然に交流し、支え合える場が必要とされています。特に、多様な背景を持つ人々が共に過ごし、互いの存在を感じながら、安心して暮らせる環境が求められています。それは、従来の家族の枠を超えた、新しい形のつながりを生み出し、孤立や孤独の解消につながるのです。また、このようなコミュニティは、世代を超えた交流を促進し、若者から高齢者までが共に学び、成長する場ともなります。時には支え、時には支えられる、そうした双方向の関係性を築くことで、より豊かで持続可能な社会の実現が可能になるでしょう。

こうして「ともに暮らす」住宅を中心とするまちづくりコンセプトが誕生しました。

現在、市街地における小ユニットネットワーク型と自然環境を活かしたまちづくり集約型の2つに分類し、行政や民間と連携しながら具体的なプロジェクトの実現を目指しています。

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立地形態特長
市街地拠点 小ユニットネットワーク型すでにその地域に暮らす高齢者世帯やひとり親世帯、学生など多世代を繋げる他、空家活用による高齢者の住まいを増設する。空店舗や施設を共有スペースに改修し、住人と地域内の多世代の人々のコミュニティ拠点として活用する。拠点の周囲には庭や家庭菜園を有するひろばを設けてマルシェやワークショップ、イベントが開催されます。
自然環境拠点まちづくり集約型廃校、遊休地、公共空き地・施設の利活用します。住まいとコミュニティの場、仕事場、家庭菜園果樹園を敷地に設けるなど、住人と地域の人々の暮らしと交流を活性化する世代循環型のまちづくりを実施します。
2種類の立地によるコミュニティ形態イメージ

地域コミュニティ併設型高齢者住宅の設計において私たちが心がけているポイント Click here !

地域特性を反映した個別サービスの設計

高齢者一人ひとりが自分らしく、生きがいを持って暮らせることを最優先に置き、各地域の特性に合わせて、地域住民との対話を重ねながら、必要な機能とサービスを丁寧に設計し、実現していきます。

プライバシーと交流の両立

プライバシーを尊重した独立した住まいを提供しながらも、地域の大人から子どもまでが気軽に集まれる「居場所」としてのコミュニティ拠点を併設しています。ここでは、住人が地域の人々と関わりを持つことで、若者から高齢者まで幅広い世代が集まり、自然な世代間交流が生まれます。これにより、高齢者は社会から孤立することなく、若い世代から刺激を受けながら、互いに学び合い、地域全体の活性化が期待されます。

介護依存と孤立を防ぐ相互支援の仕組み

コミュニティ拠点は、住人と地域社会が相互に支え合う場として機能します。お互いに助け合い、見守り合い、困りごとを気軽に相談できる仕組みを整えています。「頼れる安心」と「頼られる喜び」が自己肯定感を育み、孤立を防ぎます。これにより、介護に過度に依存することなく、より自立した生活を目指すことができます。

主体的な地域活動への参加

コミュニティ拠点を利用して地域住民が文化的なイベントや趣味のクラブを開催することで、住人も気軽に参加でき、文化的な生活を楽しむ機会が広がります。これにより、退屈や孤独を感じることなく、心豊かな生活を送ることができます。また「ともに暮らす」プロジェクトは「ともに創るともに働く」をスローガンとしたコミュニティでもあるため、新たな労働の機会も醸成されます。

医療・介護と防災サポートの充実

住人が安心して暮らすためには、医療・介護サービスの充実が不可欠です。医療機関との連携、柔軟な介護サービスの提供、看取り期のサポートなど、地域の専門機関と密接に協力し、総合的なサポート体制を整えます。また、地域コミュニティとの連携を通じて、防災や緊急時の対応も強化されます。コミュニティ拠点が住人と地域住民のつながりを促進し、災害や緊急時に互いに支援し合えるネットワークを築くことで、住人の安心感がさらに高まります。

様々な目的で多世代が集うコミュニティ住宅


孤独や孤立が深刻な社会問題となっている今こそ、昔の長屋文化が持っていた機能を現代に復活させたいと考えています。コレスタジオでは、共通の趣味や目的を持つ多世代が共に暮らすコミュニティ住宅を提案しています。

たとえば、「複数の賃貸住宅と職場が共存し、共有の庭がある空間」や、「地域に開かれた音楽スタジオを通じて人々がつながる場と住まい」、「料理やパーティ好きの人々のための住まいに共有キッチンが備わった空間」など、様々なライフスタイルに合わせた住まいを提案します。

さらに、コレスタジオが推奨する「ひとり1小屋3本の樹」プロジェクト住宅では、独立した小さな居宅が立ち並び、それぞれが3本の樹が植えられた共有の庭でつながっています。プライバシーを守りつつも、他人や家族との緩やかなつながりを持てる、新しい集合住宅の形です。これにより、一人暮らしの孤立感を解消しながらも、干渉しすぎない理想の生活が実現します。

多世代多目的コミュニティ住宅の設計ポイント Click here !

趣味を通じて地域とつながる

音楽や料理、庭づくりなど、住人が趣味を活かして地域とつながれる環境を提供します。音楽スタジオや共有キッチンなどを通じて、世代を超えた交流が自然に生まれ、趣味や学びを共有しながら地域とのつながりが深まります。

古い住宅を活用して、活気ある街に

高齢化が進む古い長屋や戸建て住宅を再活用し、地域の人々が安心して住み続けられる、賑わいのある街づくりを目指します。住宅の再生により、地域全体が活性化し、住民同士の助け合いが促進される新しいコミュニティを形成します。

自然環境と個々の暮らしを重視した住宅設計

自然環境と調和し、その人らしい暮らしを実現する住宅設計を行います。緑豊かな空間や、住人のライフスタイルに合わせた設計を取り入れることで、快適で自分らしい生活が送れる住まいを提案します。

資金調達や地域との連携をサポート

コミュニティ住宅の実現に向け、建築や運営に必要な資金調達、地域や行政との連携をコンサルティングします。プロジェクトを円滑に進め、地域と共に持続可能なコミュニティを築くためのサポートを提供します。

Case1:3軒共同住宅「Mis Trs Casas」賃貸+戸建×3棟+庭テラス付き
Case2:地域とつながるコミュニティスタジオと音楽教室+住まい

空き家に新たな命を吹き込み、団地を未来につなぐ

昭和40年代以降、人口増加に伴って建設された都市圏の団地において、居住者の高齢化、住宅の老朽化に伴う空き家問題が顕在化しています。不動産の流動化、補修や建替えの促進により居住環境の維持・向上を目指すとともに地域コミュニティの維持・向上を目指し、地域と連携しながら様々な取組を実施しています。

コレスタジオでは、老朽化した団地の空き家問題に取り組み、活用可能な資産へと再生させる団地再生コーディネート事業を推進しています。新しい世代が住みたくなる居住空間の提供だけでなく、住まいと仕事場を2個1で考えるテレワークプランや地域の交流拠点としてのコミュニティスペース利活用を含む多様なプランを策定。自治会活動の活性化を促し、住民や地域との協力を大切にし、団地に新しい活気と未来を創り出します。また、将来の団地建て替え時にはPPP/PFI手法によるアドバイザリー業務を受託し「ともに暮らす」まちづくり事業へと発展させる意向です。

あまがさき住環境支援事業『REHUL(リーフル)』事例 Click here !

兵庫県尼崎市の取り組みであるREHUL(リーフル事業)とは、建て替え等により募集を停止している市営住宅等の空き家の利活用をコープこうべを主体とした多様な市民活動団体が協業して社会活動を解決する事業です。

  • 市営住宅の空き住戸をサブリース+生活支援(相談、就労)
  • 尼崎市から借りた空き家を改修、若年層、多子世帯、障がい者、シングルマザーなどに比較的低廉な家賃で提供
  • 高齢化が進む団地コミュニティに若い世代が移住
  • 団地の自治会活動への参加、コミュニティ活動の活性化

尼崎REFUL事業体制図

商店街活用コミュニティ

商店街に新しい命を吹き込む、未来をつくるコンサルティング

私たちは、長年地域の暮らしを支えてきた商店街を、現代のニーズに合わせて再生します。老朽化したインフラの改善だけでなく、地域の文化と歴史を大切にしながら、新しいライフスタイルに合った商店街のデザインや運営を提案します。コミュニティの絆を再構築し、地域経済を活性化させるために、店舗オーナーや住民との対話を重視した計画を実施。新たな人々が集い、笑顔があふれる街並みを、共に創り上げていきます。

商店街の再生を成功させるポイント Click here !

地域住民との対話と協力

地域住民の意見を尊重し、彼らとの協力を通じて商店街を再生させることで、愛着のある街づくりを進めます。

歴史と文化を活かしたデザイン

その商店街独自の歴史や文化を尊重し、地域性を活かしたデザインやコンセプトで魅力を引き出します。

多世代に対応した空間づくり

若者から高齢者まで、幅広い世代が快適に過ごせる空間づくりを行い、さまざまなニーズに対応します。

魅力的なテナント誘致

地域のニーズを理解し、地元産品や個性的な店舗など、ユニークで魅力的なテナントを誘致することが重要です。

イベントや催しの定期開催

定期的なイベントやマーケットを開催し、地域の人々が集まる機会を提供し、商店街の賑わいを演出します。

空き店舗の活用とリノベーション

空き店舗を活用し、ポップアップショップやコワーキングスペースなど新たなビジネスチャンスを提供することで、空間の有効活用を図ります。

エコやサステナビリティを意識した運営

環境に配慮した運営やエコ活動を取り入れ、持続可能な商店街を目指し、地域の共感を得ます。

魅力的なテナント誘致

地域のニーズを理解し、地元産品や個性的な店舗など、ユニークで魅力的なテナントを誘致を提案します。

利便性の向上

アクセスの改善や駐車場の確保を通じて、買い物の利便性を高め、多くの人々が訪れる商店街を目指します。

資金調達と継続的な運営モデルの構築

地元企業や自治体との協力、クラウドファンディングの活用などで資金を調達し、商店街再生プロジェクトの持続可能な運営モデルを確立します。

オンラインコミュニティの活用

安心・豊かシニアライフサロンでつながる

コレスタジオでは、シニア世代とそのご家族が高齢期を豊かで安心して過ごせるよう、必要な情報やサポートを提供し、全国のシニアやその家族を繋ぐコミュニティプラットフォームを構築します。介護、健康、生活改善など、シニアが直面するさまざまな課題に対して、医師や介護の専門家、ファイナンシャルプランナーなど、多岐にわたる専門家が記事を提供。膨大なインターネット情報に惑わされることなく、信頼のおけるオンラインコミュニティを通じて、生活の質を向上させるための最新の情報を簡単に入手できる環境を整えます。また、地域ごとのチャットグループに参加して地元の仲間と交流したり、趣味や関心に基づいたテーマ別グループでコミュニケーションを深めることも可能です。専門家のアドバイスや、共通の課題に取り組む仲間との交流を通じて、知識やつながりを深めることで、孤立を防ぎながら、安心感と充実感を得ることが期待されます。

シニア向けコンテンツの機能とサービス内容 Click here !

情報提供(専門家によるコラムや記事)
介護や健康、生活改善など、シニア世代が直面する課題について、医師や介護の専門家、ファイナンシャルプランナーなど、様々な分野の専門家が定期的に記事を提供。生活の質を高めるための最新情報を手軽に入手できるようにします。

チャット機能で全国のシニアとつながる
会員同士が気軽にチャットでコミュニケーションできるスペースを設置。地元だけでなく全国のシニアやその家族と交流することで、情報交換や共感を深めることができます。例えば、趣味や健康に関すること、介護の悩みなどを共有し、気軽に相談できる場を提供します。

定期オンラインイベント・ウェビナー
シニア向けの生活情報や趣味、介護に関するオンラインセミナーを定期開催。健康体操や認知症予防に役立つプログラム、または家族が一緒に楽しめるイベントなど、幅広いテーマで開催し、積極的に参加できる場を設けます。

高齢者施設との連携サポート
全国の高齢者施設とも連携し、入居を検討する家族向けの施設情報や見学会、施設担当者とのチャット相談ができるサービスも提供。介護施設やサービス付き高齢者住宅を探している方へのサポートも行います。

シニア世代のライフスタイル支援
趣味を活かしたサークル活動や新しいチャレンジを応援するプログラムも用意。例えば、料理教室、写真撮影、旅行プランニング、手芸など、シニア世代の興味に応じたオンラインサークルを立ち上げ、交流を深めることができます。

会員特典限定コンテンツへのアクセス
専門家のアドバイスやコラム、限定動画など、会員だけが閲覧できるコンテンツを用意。これにより、会員は深い知識を得ることができ、生活の質向上に役立てられます。

サロン内での特別イベント優先参加権
人気のウェビナーやイベント、ワークショップには優先的に参加できる特典もあります。特別なゲストを招いたセミナーや小規模な個別相談会なども開催予定です。

地域別グループやテーマ別グループへの参加
地域ごとのグループに参加し、地元の仲間と交流できるだけでなく、テーマに応じたグループも利用可能。趣味や課題に応じた交流を深めることができます。